すべては
1本の
生デニムから始まる

生デニムを長く上手に穿きこなすことで、マジックが生まれます。

購入時のジーンズの様子にかかわらず、生デニムからすべてが始まります。

愛用のプレウォッシュドジーンズやプレディストレストジーンズも最初はダークインディゴのデニムでした。

多くの人にとって、新品のドライジーンズが放つ独特の匂いほど魅力的なものはありません。この匂いは、クラフトマンシップの証に他なりません。コットンの収穫から染色、製織、縫製に至るまで、あらゆる工程においても、多くの人たちの手によりジーンズは作られます。

多くの人にとって、新品のドライジーンズが放つ独特の匂いほど魅力的なものはありません

新しい生デニムは、身につけた瞬間から体にフィットし、徐々に柔らかくなっていきます。

インディゴ染色の特性により、少しずつ色落ちしていきます。最初の深いブルーは少しずつ色褪せていきます。

穿けば穿くほど、布本来の色が現れます。穿く人のライフスタイルや日々の行動がすべてジーンズに足跡を残します。それは穿く人の物語を伝えます。

私たちが一人ひとり違うように、ジーンズの穿きこなし方も違います。指紋のように、その人だけのものへと変化します。

洗濯せずに、生デニムを長く穿いた場合、穿きジワがくっきりとしたコントラストになります。太ももの前面や座面に触れる部分は色が落ちていきます。

すっきりとしたブルーの色合いを希望される場合は、早めに洗濯しても良いでしょう。正解はありません。大切なのは、ジーンズに惜しみない愛を注ぎ、丁寧にお手入れすることです。どのぐらい長く穿くか、どんなスタイルのジーンズにしたいかはあなた次第です。

早目に洗濯することで、ふぞろいな個性が失われてしまうので、はっきりとしたコントラストをつけたい場合は注意してください。

リチャードの場合:

リチャードが穿き込んだルーズリーフ(ドライセルヴィッジ)ジーンズです。ジーンズは、8ヵ月間徹底的に穿きこむまで洗濯されませんでした。このエピソードのいいところは、砂場で遊んで擦り切れた膝、お気に入りのカフェでついたコーヒーの染み、美しい色落ちなど、ジーンズに新米パパとしての彼の暮らしが現れていることです。